歯周病ができたお口を改善していくために最も大事なことは、「歯周病とは何か」「なぜ自分の歯がそうなってしまったのか」を知ることです。お口の中の環境は、普段の食生活やケアによって作られていくものです。そのため、まずはきちんと自分の歯のことに意識を向け、その上で具体的に歯みがきの方法を変えたり、フロス・糸ようじを使ったりしていくことが重要です。患者さんの中には、歯みがきを改善しただけで1週間後にはかなりお口の中の状態が良くなったという方もたくさんいらっしゃいます。もちろん歯みがき改善と併せて、歯石を取ったり歯の表面を磨いたりする院内でのクリーニングを実施していくことで、さらに口内環境は良くなっていきます。